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諦めないこと 信じること
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公開日:2008/05/19 18:13
毎日放送系で、日曜日のPM11:00から放送されている「情熱大陸」を、毎週楽しみに見ています。
いろんな業種で活躍する人達を、幅広く取り上げているこの番組を観て、前向きに頑張っている人達の姿から、パワーをいただいたり、考えさせられたりしています。
18日の放送は、馬術選手:増山誠倫さんでした。
「諦めないこと、信じること」を教わりました。
増山さんは、競馬で怪我をしたりして引退した馬を、引き取って障害競技用として育て上げて、その馬で日本選手権でトップクラスの成績を納めています。
「ハンディキャップ」
競馬用の馬=サラブレットは競争用としての馬だそうで、スピードを出すことには向いているけど、障害競争には向かないそうです。なおかつ、障害用の馬に比べて一回り小さいそうです。
競技種目に向いてない、なおかつ怪我をして引退したというハンディを乗り越えて、日本の最高峰に上り詰めているのは、すごいことだと思います。
「トップギア」
増山さんが乗っている馬は、トップギアという名前の馬で、16歳。人間ではもう老人です。サラブレットが活躍できるのは5年くらいだそうで、その後は処分されてしまうそうです。なんだか物扱いで、残酷だなぁと感じましたが、競馬というスピードレースに勝つ為には、若い間しかダメなんでしょうね。
前足を怪我して競馬を引退したトップギアを引き取って、リハビリをして、障害競技用に教え込んでいきました。
それができた理由みたいなものが、放送をみていると伝わってきました。
本当にトップギアと意思疎通ができているということです。
増山さんがトップギアに接している様子を見ていると、トップギアの感情表現がまるで人間のように伝わってきます。言葉が使えないだけで、喜びとかいらだちとか、感情が人間と同じように感じているんだなと思いました。
ワールドカップに出場した様子が番組内にありました。
障害の高さが、増山さんが限界だと思っている150cmを超える160cmに設定されていました。障害競技用の馬でさえリタイアしている中で、一回り小さいサラブレットのトップギアが、本当に障害をクリアーできるのか。競技前にリタイアしたほうがいいんじゃないか。レースのギリギリまで増山さんは悩んでいて、それでもトップギアを信じて競技に出ました。トップギアも、増山さんのプレッシャーを十分感じ取っていたはずです。でも、いらだちとかを見せず、堂々としていました。
そして競技も無事終了。トップギアは期待に応えてくれました。
終了後、裏方を引き上げている様子は、トップギアはうれしそうに首を振って歩いていて、
喜んでいる様子が伝わってきました。増山さんもトップギアの体をたたいたりしながら、喜びを伝えていました。
(ちょっと感動して目頭が熱くなりました。)
トップギアが、完全に増山さんのことを信頼していて、心を許していることが、テレビの映像を観ても伝わってくるほどですから、すごいことなんでしょうね。
人間関係でも、理解しあうことが大変なのに、言葉を話せない動物と信頼関係をつくるというのは、すごいことです。
全てに通じているのは、「諦めないこと」です。
増山さんは、
・騎手にはなれなかったけど、馬の世界で活躍することを諦めない
・怪我をした馬でも、まだまだ活躍できるということを諦めない
・障害競技には向かない馬、サラブレットだけど諦めない
・高齢の馬だけど、諦めない
・限界の高さの障害だけど、諦めない
・馬と人間の意思疎通を、諦めない
諦めないためには、信じることが大切だと思います。自分を信じる、相手を信じる。
強さでもあるし、優しさでもある。それが諦めないということ。
人間と馬との間でもできるんだから、人間どおしでできない訳が無い。
諦めないこと、
信じること。

