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建築稼
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公開日:2009/07/17 19:10
私は、建築家と呼ばれるのが大嫌いであります。”家”というのは、その道の大家であり家元。私はそれに該当しない、のぎへんのついた”稼”。稼をかせぐと読むからいけないのです。禾だけでも穀物を意味し、稼は穀物の種をまいて育てる、そのように解釈しております。稼はのぎへんの10画、その隣に稽、稽とは考える、留まる、従って稽古とは古きを尋ねる、長所を取り入れる、即ち伝統に新しい血をかよわせることを意味しております。単なる繰り返しが稽古でない如く、真似ることが建築稼の仕事でもありません。及ばずながら私も、若い頃より、人の真似をして上手に立ち回るより、自分の頭でトコトン考え抜くことを主義としております。
(書籍「無級建築士自筆年譜 松村正恒」より)
”建築稼”という言葉は、”建築家”を自称することの違和感をきれいに洗い流してくれる言葉だと思いました。
稼は仕事にはげみ努めることだそうです。
建築家とは生き方を表す言葉だと思っている私にとって、仕事にはげみ努力し続けることはまさにぴったりな表現です。仕事も人生の一部で私生活も仕事もひっくるめたものが人生ですから。
漢字辞典の”稼”の次が”稽”です。伝統と伝承の違いを教わりましたが、この答えまで松村先生は説明してくださっています。
(書籍「無級建築士自筆年譜 松村正恒」より)
”建築稼”という言葉は、”建築家”を自称することの違和感をきれいに洗い流してくれる言葉だと思いました。
稼は仕事にはげみ努めることだそうです。
建築家とは生き方を表す言葉だと思っている私にとって、仕事にはげみ努力し続けることはまさにぴったりな表現です。仕事も人生の一部で私生活も仕事もひっくるめたものが人生ですから。
漢字辞典の”稼”の次が”稽”です。伝統と伝承の違いを教わりましたが、この答えまで松村先生は説明してくださっています。

