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Q:請負もしたらいいのに A:しませんよ

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公開日:2007/12/22 17:17

 業者さんと話していて、
「伊藤さん、請負もしたらいいのに。設計だけ?」
と言われました。

 請負→工務店になるということですが、わたしは工務店をするつもりは全くありません。設計業→建築士・建築家でがんばります。

 なぜかというと、
 工務店を始めると、売上とか利益とか、お金が頭をよぎるようになり、何かの場面で「見てみぬふり」をしてしまいそうだからです。
 
 例えば、今期の売上げに計上できるように、着工・引渡しを早くしないといけない。そうなるとお客さんとの打合せを早く終わらせようとしたり、他に選択肢があるのに説明しなかったり、やっつけ仕事になりそうな気がします。

 工事中でも、一度作ったものがいけなかったとき、壊してやり直すべきだけど、その費用の出所が無い→利益率低下になる→そのまま補修してすすめてしまう。みたいなことになるかもしれません。

 設計業は、自分に厳しくいれば、お金が頭をよぎっても流されることがありません。
 
 例えば、お客さんから法律や品質面で無理な要望を言われたとき、設計の仕事がなくなってしまったとしてもダメですと言い切ることができます。
 
 現場で工事監理をしていて、一度作ったものがいけなかったときは、壊してやり直してくださいと言い切れます。
 
 設計業は、お客さんとも業者さんとも中立の立場だからです。
 
「見てみぬふり」や、お金に信念を曲げられるのって、嫌ですから。

 って、思ってるんですけど業者さんには説明しませんでした(笑)
説明しても「そんなこと言ってたら、伊藤さん経営できないよ」って言われそうだから。(ま、経営できてないんですけどねwww)

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