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どうして建築物と緑の木々は似合うんだろう?
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公開日:2009/04/25 13:12
堀之内周辺を自転車で走っていて、ふと心を惹かれました。
お堀の水面と周辺の緑の木々、その間から見える県庁と松山城。
自然の中に歴史建物が溶け込んでいました。
今の時期の堀之内は、緑の木々が命に満ち溢れていて、色も鮮やかで周辺の空気も爽やかです。
そんな空間の中に自分も身を置いてみて、「どうして建築物と緑の木々は似合うんだろう?」と考えました。
建築物は、人の手によって造り出された人工物です。緑の木々は自然そのもの。人工物と自然は、両極端な存在です。
両極端な存在なのに、どうしてこんなにも似合うんでしょう?
建築物は、エクステリア、ガーデニングがあることでとても引き立って見えます。植物は、建築物を豊かにしてくれます。
単純に考えると、
・緑色は目に優しく、癒し効果があるから
・木々の葉や花は、光の当たり方や風による動きで、無数の表現をしてくれます。建築物は、どれだけ手を加えても、表現力には限界があります。自然の表現力が、建築物を引き立ててくれる。
そんなことでしょうか。
でも、もっと突っ込んで考えてみると、建築物には自然の木々が無くてはならない存在だと思えてきます。
建築物は、概念そのものです。
概念というのは、あらゆる現象について「それはそういうもの」という考え方の形式です。建物は床と壁と屋根でできたもの、ということです。
概念は、コンセプトとも言います。建築物を計画するにあたっては、まずコンセプトを考えます。この建築物は、どういう意味で計画するのか、というふうです。
そして、概念として物事を考えるのは、人間だけの事です。
そういう意味では、建築物は人間だからこそできることで、人間の象徴といえるのではないでしょうか。
人間は、地球上で自然に逆らっては生きていけません。特にこれからは、エコロジーとか、地球を自然を考えて生きていかないといけません。今までは、人間の好き勝手に利益を追求してきたから、地球温暖化や環境破壊が進んでしまいました。
「どうして建築物と緑の木々は似合うんだろう?」
それは、人間が自然と共存しないと生きていけないことを、本能的に感じているからではないでしょうか?
建築物が無機質なデザインになっていくほどに、緑の木々が雰囲気を豊かにしてくれますし、建築物が自然に近付くほどに、違和感なく緑の木々に溶け込んでいきます。
いろんなことを考えながら、建築物を計画しないといけないと思う今日このごろです。

