社会保険労務士として独立開業を成功させるためにできる事前準備とは

社会保険労務士の資格を取得したからと言って、すぐに独立開業に踏み切るのは、無謀と言えるかも知れません。
最終的な目標として、独立開業を掲げるのは良いことだと思いますが、何の下準備も無くいきなり独立しても、よほど緻密な計画でもない限り成功する事は稀と言えるでしょう。

実際に独立開業の道を選択し、現在成功を収めている方々も、決して開業当初から安定した収入を得ていてわけではありません。
人並み外れた努力と知識、人間力をフル稼働させるのはもちろんの事ですが、相応の下準備をしっかりと培ってから、独立開業という道に入ったはずです。

一人前の社会保険労務士として独立を目指すなら、最初にやらなければならない事は、豊富な実績を積む事でしょう。
社会保険労務士事務所やその他の関係事務所などに身を置き、実際に顧客と向き合って仕事をこなす事が、何よりも大きな糧となるはずです。
更には、実際に独立開業した場合に必須となる営業スキルや経営のノウハウまでも基礎からしっかりと学ぶ事ができるでしょう。
顧客との接し方やトラブル解決法、仕事の効率化など、自身が将来開業する際に役立つ情報が満載ですし、あらゆる場面の対応策なども身を持って学習できるはずです。

資格を活かして一般企業に勤務する事ももちろん可能ですが、最終的に独立を目指すのであれば、社会保険事務所などの関係事務所に勤務する方が賢明でしょう。
業務の大半を総務や人事部と重複したものとなりがちな一般企業での就業よりも、関係事務所での就業の方が、より、社労士としての実力を付けやすいはずですから。

そしてもうひとつ、独立開業前にやっておくべき事は、貯蓄です。
開業したての初年度は、ほぼ、収入が無いのと同じ状態がしばらく続く事を覚悟して、最初の1~2年を乗りき為に十分な貯蓄をしておきましょう。