社会保険労務士になるまでの道のり

正式な社会保険労務士になるまでの道のりとしては、3段階のステップを踏む必要があります。

まず、何はさて置き、試験に合格する事が先決です。
更に社会保険労務士の国家試験は誰でもが受験できる訳では無く、学歴や職歴など、一定の受験資格を満たした受験者のみが受験できる仕組みとなっています。
例えば、大学の一般教養科目の修了者、短大や高等専門学校の卒業者、厚生労働大臣が認めた学校の卒業者などが、学歴による受験資格の一例となります。
職歴に関しては、通算3年以上の社会保険労務士の補助事務経験、国や地方公務員としての実務経験、労働組合や会社の役員としての労務経験などの実務経験が必要となります。
ただし、減族としてどれか一つの受験資格を満たしていれば良いので、そこまで厳しい基準では無いと言えるでしょう。

次に必要となるのが全国社会保険労務士連合会の名簿への登録です。
試験に合格しても、この名簿への登録が完了しないことには、社会保険労務士として報酬を受けて働くことは許されません。
名簿への登録も、実務経験が2年以上あるか、全国社会保険労務士連合会が実施する講習を受講してからでないと、登録できない様になっています。
ちなみに、実務経験が2年以上ある方が名簿へ登録を申請する際には、実務経験の証明書も必要となります。
更に、登録費用として収入印紙で3万円、登録手数料として2万円の計5万円が必要となります。

最後に、社会保険労務士連合会の名簿への登録後に、各都道府県の社会保険労務士会への入会手続きを完了させます。
こちらの入会手続きにも諸費用がかかりますが、入会する都道府県によってその額は異なりますので、その辺は事前に調べておきましょう。

社会保険労務士連合会の名簿への登録、各都道府県の社会保険労務士会への入会を完了させて初めて、正式に、社会保険労務士を名乗る事ができるようになります。