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おびお
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 今まで地球上の誰も知らなかったことが次々に明らかになる先端科学の領域にとても興味があり、本を読んだり、文献を読んだり、プレスリリースを読んだりするのが大好きですし、自分自身も民間企業で研究者をしています。
「こんなおもしろいことを他の人に教えてあげずにはいられない」
という思いで、オーディオブックを製作したり、本を書いたりしています。

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おすすめ記事

3月20日はScience-Bar 「ダイナー☆ヴォイニッチ」

お知らせ

2010/02/27 00:00

 山口県下関市立彦島図書館で偶数月に開催中のライブヴォイニッチ「教科書が教えないホットな科学の講演会」を東京新宿で開催します。ジュース、お酒、食事を楽しみながらの楽しい会にしたいと思いますので、皆様お気軽にご来場ください。

テーマ:菌に感謝する弥生の正餐
 私たちの生活を陰で支える細菌たちのカワイイ活躍を紹介します。 

・日程:20100320()
・時間:19:0021:00 (事前申込みされた方は18時よりご入場いただけます)
・場所:新宿ロフトプラスワン (東京都新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2 TEL:03-3205-6864)
URLhttp://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/
・会費:会場代 2,000+各自の飲食代

登 壇:中西貴之
影ナレ:樽町野久栄乃

座席定員制です。空席がありましたら事前申込み無しでもご入場いただけます。
席の事前予約はできませんのでご了承ください。先着順の自由席です。
事前申込みいただきますと、18時よりご入場いただけます。
会場は禁煙です。喫煙所をご用意いたします。
未成年の方もご入場いただけます。飲酒・喫煙はダメですよ。
お酒を楽しまれる方は飲酒運転をなさらないようにお願いいたします。 

 

下関市立彦島図書館 文化講演会のお知らせ

お知らせ

2010/02/10 21:38

下関市立彦島図書館 文化講演会のお知らせ

彦島図書館文化講演会
教科書が教えないホットな科学の講演会 第20回
「地球環境を支える へんな細菌 すごい細菌」

日時:2010年4月10日(土曜日) 10時〜11時30分
会場:山口県下関市 下関市立彦島図書館 2階 視聴覚室

入場無料・事前申込み不要・途中入退室自由
駐車場は隣接する図書館駐車場、および、道路を挟んで隣の彦島公民館駐車場をご利用ください。

お気軽にお越しください。
お待ちしております。

「マンガでわかる菌のふしぎ」発刊

お知らせ

2010/02/01 10:54

 私が書いた「マンガでわかる菌のふしぎ」が2月下旬にソフトバンク・クリエイティブよりサイエンスアイ新書で登場します。
 ありとあらゆる環境に生息する様々な細菌の不思議ですごい生態と人間との関わりを楽しいマンガとわかりやすいテキストで紹介します。お近くの書店、ネット書店でご購入ください。

新着記事

ダイナー☆ヴォイニッチまであと4日

お知らせ

2010/03/16 22:40

「新潟地酒で質疑応答歓談会」のお知らせ

 ダイナー☆ヴォイニッチ開催まであとわずか4日となりました。
 皆様、体調は万全でしょうか。
 私は絶好調です。

 さて、突然ではありますが、新潟小川屋(http://www.niigata-ogawaya.co.jp/)様のご厚意で、新潟地酒をお楽しみいただけることになりました。お酒の持ち込みをご快諾いただきました新宿ロフトプラスワン様にも感謝いたします。

 ダイナー☆ヴォイニッチ本編終了後(20時30分頃終了予定)、皆様からのご質問にお答えする歓談の時間を十分取っております。その時間に、ご希望の方に新潟地酒を接待させていただきます。本編終了後もそのまま席にお残りいただき、「日本酒についてはちょっと言いたことがある」方はもちろんですが、普段日本酒になじみのない方も是非この機会に精密にコントロールされた世界の発酵食品の頂点に君臨する日本酒をご経験下さい。

 なお、日本酒は無料ですが、量に限りがありますのでご了承下さい。
 マイぐい呑みをお持ちの方はご持参下さい。

 新潟小川屋様からお送りいただきます日本酒は下記の通りです。詳細は当日、印刷物をお渡しいたします。

・八海山 純米吟醸酒    八海山醸造  (新潟県南魚沼郡六日町)
・良寛  純米吟醸酒生酒 美の川酒造  (新潟県長岡市) 
・極上吉乃川蔵出一番  大吟醸生原酒無濾過 吉乃川酒造  (新潟県長岡市)
・極上吉乃川 特別純米酒   吉乃川酒造   (新潟県長岡市)
・壺中天地 純米大吟醸酒  高橋酒造    (新潟県長岡市)
・八海山宜有千萬 米焼酎  八海山醸造   (新潟県南魚沼郡六日町)

Chapter 281 宇宙の話題盛り合わせ

ヴォイニッチの科学書

2010/03/14 11:43

土星の衛星エンケラドスに、水蒸気や氷の粒を噴き出す噴出口を多数発見

NASAの土星探査機カッシーニが土星の衛星エンケラドスに約1600kmまで接近して通過しながら観測を行い、水蒸気や氷の粒の噴き出し口を新たに多数発見し、その数は三十数カ所に上ることがわかりました。また、噴出のうち少なくとも1つが、以前より勢いを失っていることがわかり、噴出は時間によって変化する可能性があることを示唆しています。
また、もっとも長いひび割れの詳しい温度分布図が作成され、ひび割れに沿った帯状領域が周囲より高い温度になっていることがわかりました。噴出口に近づくほどさらに温度が高くなるとの予測もあり、もしそれが本当なら豊富な有機物と液体の水が存在す可能性が高くなります。

天の川銀河の球状星団は4分の1が別の銀河からやってきたらしい

天の川銀河に存在する約150個の球状星団のうち、約4分の1が天の川銀河の外からやってきたらしいということが示されました。これらはほかの銀河から、数十億年もの年月をかけて天の川銀河に到着した可能性があります。天の川銀河は数個の小さな銀河を飲み込んで現在の大きさに成長していることがわかっていますが、飲み込まれた銀河の周辺に点在していた球状星団が無傷で天の川銀河周辺の球状星団となるようです。

冥王星はまだら模様だったことがわかった

ハッブル宇宙望遠鏡(HST)の観測によって、冥王星が単なる氷や岩の塊ではなく、季節変化に伴って大気がダイナミックに変動する活動的な世界であることがわかりました。冥王星の表面にあるメタンは、太陽から届く紫外線によって分解され、全体としてはオレンジ色ぽい色をしていると推定されます。冥王星の表面の色は、2000年から2002年にかけて変化し始め、北半球の極地域が以前に比べ明るく、赤みが強くなっており、逆に南半球は暗くなっていることがわかりました。これは、太陽光のあたっている半球で表面の氷が溶け、もう一方の半球では凍結が起きているためだと思われ、表面の変化は冥王星にある季節の影響であると推定されます。

「すざく」、木星のまわりになぞのX線放射を発見

X線天文衛星「すざく」のデータから木星の周辺にエネルギーの高いX線放射があることがわかりました。このX線は、衛星イオの軌道を飲み込んで木星の周囲約100万km×50万kmの範囲に広がっています。


ちょきりこきりヴォイニッチ
今日使える科学の小ネタ

▼山崎直子宇宙飛行士のISS行きは、4月に延期

日本人宇宙飛行士 山崎直子さんが搭乗するスペース・シャトル「ディスカバリー号」(STS-131)の打ち上げが4月5日に延期されました。延期の理由は、米・フロリダ州が低温に見舞われているためです。

▼NASA、太陽観測衛星SDOの打ち上げ成功

NASAは、太陽観測衛星「ソーラー・ダイナミクス・オブザーバトリー(SDO)」を打ち上げました。今後約5年にわたり、地球から約36,000km離れたところから太陽の内部活動や磁場を調べて、磁場の構造や発生のしくみのほか、黒点やフレア、コロナ質量放出などの現象がどのような磁場の変化から引き起こされるのかなどを探ります。

▼NASAが5か年予算案を発表、歴史的な方針転換

NASAは2011年度から5年間の予算を2010年度より増額し、有人月探査計画を凍結することで基礎技術開発などに注力すると発表しました。予算は2010年度のベースに比べ、2011年度から2015年度までの5年間で、60億ドルの増額となって、総額1000億ドルに達しています。そして、その予算をもとに実施する新たな方針が発表されました。
・ISSの運用期間の延長(2020年か、またはそれ以上)。
・大学や研究機関、国内外の産業界などとの民間協力で新技術の開発
・将来の有人探査を見据えた太陽系の無人探査
・地球の気候とその影響に関する研究
・若者を対象にした、科学・技術・工学・数学の分野の教育プログラム。



今週の無料番組


Chapter 280 ウェルナー症候群とウェルナーヘリカーゼ

ヴォイニッチの科学書

2010/03/07 11:29

 ウェルナー症候群は1904年にドイツの医師ウェルナーによって初めて報告された疾患です。10〜40歳時に出現する老人様顔貌、白髪、小さな口や尖った鼻に象徴される鳥様顔貌や白内障、低身長症、が特徴的な常染色体性劣性遺伝疾患です。皮膚の萎縮、硬化または潰瘍形成も認められます。いとこ婚などの近親結婚由来が多く、原因遺伝子は第8染色体短腕にあるDNAヘリカーゼの異常であると確認されています。この病気の患者数は世界で数千人と推定されていますが、現時点でその7割を日本人患者が占めています。平均寿命は50歳前後で主な死因は悪性腫瘍,糖尿病の増悪や脳・冠動脈の硬化とされています。

 普段、DNAは2重らせん構造をしていますが、細胞が分裂する時はDNAヘリカーゼによってDNAがいったん、1本ずつにほどかれ、それぞれがコピーされます。奈良先端科学技術大学院大情報科学研究科の研究チームがDNAヘリカーゼとウェルナー症候群の関係を解明するため、健康な人のウェルナーへリカーゼがDNAをほどきつつある時の詳細な構造をX線結晶構造解析という手法を用いて明らかにすることに成功しました。

 この酵素の突き出した構造は、「DNA巻き戻しナイフ」と命名され、ちょうどナイフでリンゴの皮をむくように回転しながらDNAを巻き戻しつつ1本ずつにほぐしていることがわかりました。ウェルナーへリカーゼは、構造的に解きほぐすことが難しいと思われていた染色体末端のテロメアもときほぐすことができる点が注目されていましたが、その働きの謎がこのDNAナイフにあったことが判明したということです。

 テロメアは細胞の寿命を調節している重要な部位で、ウェルナー症候群との関連も大きいと推定されています。今回見つかったウェルナータンパク質のDNA巻き戻しナイフは、染色体の複製時にテロメアなどの複雑なDNAを正しくほどくための精巧な道具として用いられていると思われます。そして、テロメアDNAのときほぐしを助けることによって、早老症の予防に重要な役割を果たしているようです。つまり、ウェルナー症候群では、ウェルナーへリカーゼがうまく機能しないのでテロメアの長さの欠落を招きやすく、体の老化が早く進んでしまうようです。

ちょきりこきりヴォイニッチ
今日使える科学の小ネタ

▼地下の様子をリアルタイムで観察する技術の開発に着手

 アメリカ国防総省が地球を透視するプロジェクトを立ち上げようとしています。このプロジェクトでは地球の物理特性や化学特性を地下5キロメートルまで表示できるリアルタイム3Dマップのシステムを作ろうとするものです。

 地球の大きさからすると深さ5キロメートルというのは、地面のほんのわずかな範囲にしか過ぎませんが、地下で何が起きているのかについての研究はほとんど行われていないため、センサーで地表下の活動の変化を検知し、数学的アルゴリズムでそれを解析することは、地震予知、噴火予測などにとって有用なものとなるはずです。

▼宇宙の年齢が従来の説よりも2000万年延びました

 NASAのウィルキンソン・マイクロ波異方性探査機(WMAP)が観測を開始した2001年から7年間のデータを分析した最新の解析結果では宇宙の年齢は137億5000万年、プラスマイナス1億1000万年という結論に達し、宇宙の年齢は2000万年伸び、誤差は1000万年小さくなりました。

 宇宙の年齢が正確に解明されると、暗黒物質やダークエナジーの解析に用いる計算式のパラメーターにより正確な値を使用することができるようになるため、これらの宇宙の大きな謎の解明にとって大きな手掛かりとなるはずです。

▼フラーレンで遺伝子導入

 炭素原子60個がサッカーボール状の構造を持ったC60フラーレンを遺伝子導入に使用することに、世界で初めて東京大学の研究チームが成功しました。フラーレンによる導入法は、従来の油のボール・リポソームを使った遺伝子導入法に比べ、毒性が低く、安価な利点があります。


今週の無料番組


Chapter 279 レアアースに頼らず生物多様性を守る日本で開発された技術

ヴォイニッチの科学書

2010/02/27 09:17

 地球上には科学的に確認されているだけで約175万種、推定のものも含めると3,000万種の生物がいます。これらの多様な生物種がお互いに影響し合って地球の生態系が形成・維持されています。私たち人間も、周辺の様々な生物と相互作用をしながら生命を維持していますので、地球の生物多様性を守ることは私たち人間の生活環境と繁栄を守ることでもあります。

 生物の多様性の変化の中で、生物種が絶滅することは自然界では普通のことですが、現在の地球では人間の活動によって多くの生物種が絶滅の危機に瀕しています。生態系にダメージを加える人間の活動を列挙すればきりがありませんが、近年目立ってきた原因の一つにハイテク機器の生産に必要な貴重資源(レアメタルやレアアース)の採掘があります。

ニューカレドニアの場合

 ニューカレドニアは南太平洋にある四国ほどの島でリゾート地として知られています。この島は大部分の地面が金属資源を多く含む地層でできていますので、金属資源の採掘が19世紀から行われていました。21世紀になると大企業による、大型機械を用いた大規模な資源の採掘が始まり、著しい環境破壊と多くの動植物の絶滅が発生しています。

南米の場合

 南米のペルーは世界屈指の資源大国で、山林を破壊しての露天掘りによる金鉱山、銀鉱山の積極的な開発が行われています。金鉱山からは金を取り出したあとの岩石が年間8000万トンも川に廃棄されています。その悪影響を多くの生物や先住民が受けています。

 最先端のIT機器の生産にはレアメタルやレアアースと呼ばれる入手の難しい物質が必要不可欠であり、それらの確保は大きなビジネスにつながるほか国家の産業を守ることにもつながります。

 一方で、レアメタルやレアアースの入手が難しくなるなら、それらを使用しない製品を開発しようという研究も各社で進んでいます。たとえば、三菱電機はレアアースを使わずに電気自動車にも使用可能な高い出力を持つモーターを開発することに成功しました。一般的なモーターはケースの中で軸が回転する構造になっていますが、軸に永久磁石を固定し、ケース側に電磁石を設置して両者の反発で回転力を生み出します。高い磁力を得るために永久磁石にはネオジムやディスプロシウムなどのレアアースを使用しています。そこで三菱電機では、軸の側の磁石にも電磁石を使うことによってレアアースを使用しないモーターを開発しました。
 
 レアメタルについても、豊田合成がレアメタルのインジウムを使わない青色ダイオード用の透明電極を開発したと発表しました。代替材料としてより入手しやすい二酸化チタンを利用することに成功したものです。インジウムは産出の約5割が中国に偏り、今後の価格高騰や供給不足に対する懸念が出ているレアメタルです。

ちょきりこきりヴォイニッチ
今日使える科学の小ネタ

▼ウニはトゲで見る

 ウニには目がありませんが、ウニの視覚に関する新たな研究で、ウニはトゲに覆われた体全体が1つの眼のような働きをすることが確認されました。トゲに当たる光を感知し、その光の強度を比較して周囲の状況を知るようです。実際には眼を持たないウニですが、その視覚的能力はオウムガイやカブトガニなど眼を持つ海生の無脊柱動物に近いことも、今回の実験の結果から示唆されました。

▼握手は究極の触診?!超高齢者の握力と死亡の関連

 85歳以上の超高齢者を対象とした調査結果から、握力の減少と死亡に有意な相関があり、死亡リスクと握力の関係を調べると、握力を著しく失ったお年寄りの死亡リスクはそうでないお年寄りの2倍にも達することがわかりました。

▼恐竜の全身の体色が初めて解明された

 およそ1億5500年前の羽毛恐竜アンキオルニス・ハックスレイの詳細な体色が明らかになりました。恐竜の全身の色が明らかになったのは初めてのことです。この恐竜はニワトリほどの大きさ、キツツキに似た外見で、その羽は白黒のまだら模様が目立ち、赤褐色、黒、灰色、白の複雑なパターンから成っていました。


今週の無料番組

3月20日はScience-Bar 「ダイナー☆ヴォイニッチ」

お知らせ

2010/02/27 00:00

 山口県下関市立彦島図書館で偶数月に開催中のライブヴォイニッチ「教科書が教えないホットな科学の講演会」を東京新宿で開催します。ジュース、お酒、食事を楽しみながらの楽しい会にしたいと思いますので、皆様お気軽にご来場ください。

テーマ:菌に感謝する弥生の正餐
 私たちの生活を陰で支える細菌たちのカワイイ活躍を紹介します。 

・日程:20100320()
・時間:19:0021:00 (事前申込みされた方は18時よりご入場いただけます)
・場所:新宿ロフトプラスワン (東京都新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2 TEL:03-3205-6864)
URLhttp://www.loft-prj.co.jp/PLUSONE/
・会費:会場代 2,000+各自の飲食代

登 壇:中西貴之
影ナレ:樽町野久栄乃

座席定員制です。空席がありましたら事前申込み無しでもご入場いただけます。
席の事前予約はできませんのでご了承ください。先着順の自由席です。
事前申込みいただきますと、18時よりご入場いただけます。
会場は禁煙です。喫煙所をご用意いたします。
未成年の方もご入場いただけます。飲酒・喫煙はダメですよ。
お酒を楽しまれる方は飲酒運転をなさらないようにお願いいたします。 

 

Chapter 278 ツタンカーメンの死因

ヴォイニッチの科学書

2010/02/20 07:09

 エジプトの政府系研究機関がツタンカーメン王のミイラの断層撮影や、採取した組織の遺伝子解析などを行い、ツタンカーメンの死因や血縁関係を明らかになりました。

ツタンカーメンは、紀元前1342年頃に生まれ、紀元前1324年頃に死んだ古代エジプト第18王朝のファラオつまり、王様です。父親は今回の研究でアメンホテプであることが確定されましたが、これまではアメンホテプの子供ともイクナートン、つまり、ツタンカーメンの奥さんの父、言い換えると義理の父親の子供とも言われていました。

 ツタンカーメンの墓はナイル川中流の王家の谷にあり、1922年にイギリスの考古学者ハワード・カーターにより発見されました。このとき、墓はほとんど盗掘されていない状態で、黄金のマスクは非常に有名です。また、ツタンカーメンの墓には出産直後か死産かと見られる二体の子供のミイラも一緒に葬られており、以前からこれはツタンカーメンの子供だと考えられていましたが、こちらについても今回の研究で、出産前に死んだツタンカーメンの子供であったことが遺伝子から確定されました。

 2005年に行われたCTスキャンを用いたミイラの調査が行われています。このときの報告では、死亡推定年齢は19歳、身長は165cmで体格は非常に華奢、足の骨が変形する内反足だったため、杖をつかなければ歩けなかったのではないかとされています。ツタンカーメンは死亡の数日前に骨が皮膚から突き出すほどの大腿骨骨折をしたことが調査で判明しましたが、これが不慮の事故によるものか、誰かの意図的なものかについてはまだわかっていません。CTスキャンのデータと現代の骨折事故における骨の折れ方との相関から戦車から転落した可能性が高いとされています。

今回の調査ではツタンカーメン王の他に、その一族と見られる16体のミイラのDNA鑑定、CTスキャンなどによる分析が行われました。

 DNA鑑定による血縁関係判定の結果、これまで KV35EL と呼ばれていたミイラがアメンホテップの母、つまり、ツタンカーメン王の祖母。そして、KV55 と呼ばれていたミイラがアメンホテップ、つまりツタンカーメン王の父であることが確定されました。

 古代エジプト絵画ではツタンカーメン王は女性的な体つきで描かれているため、女性化乳房や細長い手足など、体の外見が女性的になるマルファン症候群という病気だったのではないかという説もありましたが、これはその病気の証拠はなかったということです。一方で、足の骨に炎症が起きる病気であるケーラー病に一族がかかっていたことがわかりました。さらに、一族のミイラから熱帯熱マラリア原虫遺伝子が発見されたため、ツタンカーメン王の死因はマラリアに侵され体力の低下を来し、もともとケーラー病による足の骨の壊死があったため、歩くことが不自由で何らかの原因で転倒骨折し、マラリア感染の合併症で死んだのではないかとしています。

ちょきりこきりヴォイニッチ
今日使える科学の小ネタ

▼炭酸飲料を多く飲むと膵癌リスクが高まる

 米ミネソタ大学とシンガポール国立大学が共同でアジア人を対象として実施した研究によって、炭酸飲料を多く飲む人は膵癌の発症リスクが増大する可能性のあることがわかりました。中高年以上の中国系シンガポール人6万人を対象に、果汁および炭酸飲料の平均摂取量を算出するとともに、14年間の追跡調査で膵癌の発症数を調べました。

 その結果、週に2回以上炭酸飲料を飲む人は、全く飲まない人に比べ膵癌の発症リスクが87%高いことが判明し、一方で、果汁の摂取と癌リスクとの間には関連はみられませんでした。研究グループは、炭酸飲料による血糖値の上昇とそれによるインスリンの増大が、膵臓細胞の異常な分裂を促進するのではないかと推測しています。また、これまでの研究で砂糖入り炭酸飲料の摂取は体重増加、肥満および糖尿病とも関連があることも示唆されており、いずれも膵癌のリスク増大の原因となるものです。

▼たばこの煙の残留物による"三次喫煙"が新たな問題に

 室内でたばこを吸うと壁や床および室内においてあるすべてのものにたばこの煙の残留物が付着します。これらを吸い込んでしまうことを三次喫煙といいます。新たな研究でこれらの残留物が空気中の物質と反応することにより、発癌物質が形成される可能性のあることが示されました。

 米国癌協会によると、三次喫煙は比較的新しい研究分野であり、その曝露と癌リスクにどのような関連があるのかは不明です。けれど、非喫煙者、特に乳幼児が汚染された壁面やほこりに接触して、たばこの残留物を吸入すれば、健康にリスクが生じる可能性もあると指摘しています。

▼アデノシン三リン酸が赤血球の形を維持している

 赤血球は平らな卵形、あるいは、円盤形をしています。普通なら細胞はミートボールのような球や、カニクリームコロッケのような細長い形になるはずですが、赤血球はそれらとは明らかに違います。赤血球がこのような不自然な形を維持できるのは、赤血球が常に振動しているためであることがわかっていて、この振動は細胞の形の維持だけではなく、組織に酸素を供給するために変形しながら血管内を移動するうえでも重要な役割を果たしています。

 赤血球がかりっと揚がったジャガイモの端っこでできたフライドポテトのような形に変形してしまう鎌状赤血球貧血や、イクラのように丸く変形してしまう球状赤血球症といった、赤血球が変形して酸素を運搬できなくなる血液疾患では赤血球の振動が妨げられていることがわかっています。

 マサチューセッツ工科大学の研究者らによると、ATPと良く略されるアデノシン三リン酸が振動に不可欠で、赤血球の形の決定にもATPが関与していることが明らかになりました。ATPが制御しているのは細胞膜と細胞内部構造を結合するスペクトリンというタンパク質で、細胞の構造を維持するうえで重要な役割を果たしてます。回折位相差顕微鏡という装置で赤血球を観察したところ、赤血球内のATPが枯渇すると振動が20%減少し、そこにATPを与えると振動が正常になることがわかりました。また、振動が変化するとスペクトリンによって形成される細胞の形が変化しそれが赤血球のへこんだ形と相関することもわかりました。赤血球のATPを測定することによって血液疾患を診断したり治療したりすることができるようになりそうです。


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Chapter 277 最近の人工衛星の話題

ヴォイニッチの科学書

2010/02/20 07:05

ケプラーが系外惑星5個を発見 

 ケプラーは2009年3月にNASAが打ち上げた地球型の太陽系外惑星を探すための宇宙望遠鏡です。軌道は地球追尾太陽中心軌道で飛行し、稼働期間は3年半の予定です。この間、15万個以上の恒星の明るさを測定し、トランジット法、つまり、惑星が主星を隠す時に生じる周期的な明るさの変動を検出することによって惑星を探します。

 昨年、2009年5月の観測開始から最初の約6週間で得たデータから、5つの太陽系外惑星が発見されました。それらの惑星は、Kepler 4b、5b、6b、7b、8bと名づけられました。いずれも、表面温度が1000度を超えるホットジュピターと呼ばれる高温のガス惑星でした。

 このほかにも、これまでの観測で、数百個の恒星のまわりに惑星が存在している可能性が示されており、現在、新たな観測と平行してこれまでの観測データの詳しい分析が進められています。

ニュー・ホライズンズ、旅の中間点に到達 

 ニュー・ホライズンズはNASA が2006年に打ち上げた、人類初の冥王星を含む太陽系外縁天体の探査を行う無人探査機です。ニュー・ホライズンズは非常に足の速い探査機で、月まで9時間、木星まで13ヶ月で到達しました。これは、これまでのすべての探査機の中で最速の記録です。このようにスピードが出せたのは探査機の質量が燃料を除けば480キロ程度しかない超軽量設計のため、打ち上げ直後の初速度を秒速30キロにまで高めることができたからです。あまりに打ち上げ直後の速度が速いため、ニュー・ホライズンズを地球引力から外に押し出す役目をしたロケットエンジンもそのままの勢いで太陽の引力を振り切って太陽系外に飛んでいくことになっています。ニュー・ホライズンズは太陽系の観測が目的の探査機ですが、最終的にはニュー・ホライズンズ自身も太陽系外に飛んでいくことになります。

 このたびニュー・ホライズンズはが旅の中間点に到達し、地球からの距離よりも冥王星までの距離のほうが短くなったことが発表されました。現在の飛行速度は時速5万km。冥王星への到着は2015年6月の予定です。

赤外線天文衛星「WISE」がファーストライト 

 WISEは広域赤外線探査衛星の英語表記の頭文字をとったものです。同様の機能を持つCOBEや、日本の衛星あかりよりも少なくとも1000倍の感度を持つように設計されています。

 WISE一基で全天の99%以上をカバーし、地球の陰に隠れて太陽を避けるようなコースで飛行し、10ヶ月のミッション期間中、11秒ごとに合計150万枚の画像を撮影します。観測対象は太陽系内天体、褐色矮星、銀河系、赤外線銀河、そして、遙か彼方の宇宙領域などです。この赤外線天文衛星WISEが2009年末にファーストライトと言われる最初の観測に成功し、画像が公開されました。

日本初のGPS衛星、愛称は「みちびき」 今夏打ち上げ 

 全地球測位システム(GPS)の日本版衛星として今年の夏に打ち上げられる準天頂衛星について、1号機の愛称が「みちびき」に決まりました。みちびきは2010年の7月から8月の間にH2Aロケットで鹿児島県の種子島から打ち上げられます。

 GPSは米国防総省などが運用している測位衛星で、現在、約30機が運用されていますが、大都市のビル街などでは衛星がビルの陰に隠れてしまい、ナビゲーションに支障が出ています。そのため、日本は独自の準天頂衛星、つまり日本上空を集中的に飛行する軌道を持つ衛星測位システムの構築を進めています。みちびきはその1号機で、技術実証および利用実証を行い、その結果によって衛星3機体制でシステム実証を行う第2段階へ移行するかの判断を行う予定となっています。


ちょきりこきりヴォイニッチ
今日使える科学の小ネタのコーナーです。

▼自殺企図に関連する遺伝子多型を発見

 独マックスプランク研究所の研究者らが重症のうつ病患者を対象にした研究で、自殺を試みる人に共通の特徴的な遺伝子配列を発見しました。特徴的な配列は3カ所あり、そのすべてが自殺企図型だった場合、そうではない人の4.5倍もリスクが高まっていました。

▼スピリット走行不能、NASA公式発表

 2004年から、当初の計画を大幅に延長して火星の調査を続けてきた探査車スピリットが動けなくなりました。砂漠に車輪を取られたのが原因で、様々な脱出のための取り組みが行われたもののいずれも成功せず、このたびNASAは脱出を断念することを発表しました。今後は現在の位置から可能な限りの観測を行う計画です。


今週の無料番組


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※FeBe!で定期購読をしていただいている方には毎週、ここで紹介するあらすじよりもさらに紹介した配付資料をお届けしています。今週は特別に、通常は会員限定の配付資料をどなたでも無料でダウンロードしていただけます。>>253.pdf

下関市立彦島図書館 文化講演会のお知らせ

お知らせ

2010/02/10 21:38

下関市立彦島図書館 文化講演会のお知らせ

彦島図書館文化講演会
教科書が教えないホットな科学の講演会 第20回
「地球環境を支える へんな細菌 すごい細菌」

日時:2010年4月10日(土曜日) 10時〜11時30分
会場:山口県下関市 下関市立彦島図書館 2階 視聴覚室

入場無料・事前申込み不要・途中入退室自由
駐車場は隣接する図書館駐車場、および、道路を挟んで隣の彦島公民館駐車場をご利用ください。

お気軽にお越しください。
お待ちしております。

Chapter 276 1年中咲き続けるサクラの開発に成功

ヴォイニッチの科学書

2010/02/06 10:39

 独立行政法人理化学研究所が原子から電子を取り除いてできたイオン(重イオン)を高速の半分にまで加速したビームをサクラに照射することによって、春以外の季節でも開花できるサクラを作り出すことに成功したと発表しました。サクラが開花するためには開花の前に寒い時期が一定の長さ必要です。そのため、普通のサクラの開花は春に限られています。今回の研究では、サクラの開花時期を司っている遺伝子に突然変異をわざと起こして、咲く前に寒くなる必要のないサクラを作りだしたということです。

 今回開発された突然変異サクラは、開花にあたって低温状態を必要とせずいつでも開花が誘導でき、野外で栽培すると、春と秋の2回、花を咲かせることができました。多数のこの桜を温室で栽培すると、次第に開花時期がずれてきて、常に桜が咲き続ける四季咲きサクラになり、新品種の「仁科乙女」と命名されました。

 仁科乙女は、いつでも花を咲かせることが可能ですが、約1カ月の開花期の後、葉が茂る栄養生長期を経なければ花の芽が形成されませんので、葉が茂る期間が必要で一度咲いて、再び開花するには5カ月を要します。

ちょきりこきりヴォイニッチ

▼カンピロバクター食中毒が増加中

 日本では細菌が原因となる食中毒は年々減少していますが、カンピロバクターが原因となる食中毒は増加し、2003年以降は細菌性食中毒のなかで最も多い原因物質となっています。このたび、国内で流通している鶏肉の8〜10割がカンピロバクターに汚染されていることが確認されました。カンピロバクター食中毒は保健所に届け出られないケースが非常に多いため、正確な患者数は把握できていませんが、年間のべ約150万人がこの菌が原因の食中毒になっているものと推定されます。

 カンピロバクターは鶏や牛、豚などの腸管内に生息し、菌の付着した食肉や臓器などを摂取することによって感染します。症状は39℃以上の発熱、盲腸との識別が難しいほどの激しい腹痛、下痢、血便などです。潜伏期間が最長で1週間程度と長いことも特徴です。カンピロバクターはニワトリに対しては何も悪さをしないので、養鶏場で発見することは困難で、ニワトリから食肉を作る過程が機械化されている現在では、カンピロバクター汚染を防ぐ有効な手立てがない状態です。

▼身振りと音声言語は同一の脳領域で処理

 行動自体は身振りと似ている手話については、身振りとは違って、語彙や文法などが存在しているため、音声言語と同じ脳の領域で処理されています。一方で、非言語的な身振りが言語と同じ脳の領域で処理されるかどうかはこれまでわかっていませんでした。

 米国立難聴コミュニケーション障害研究所の研究らは、健康ボランティアに、fMRIのなかでパントマイムかエンブレム、またはこれらの身振りが指示する語句を発声している人物の映像を見てもらい、脳の活性を測定しました。パントマイムは、瓶の蓋を開けたりお手玉をしたりなどの動作を模倣すること、エンブレムとはパントマイムよりも情緒的な概念、例えば唇に人差し指を近付け「静かにしろ」と伝えるような行動のことです。

 試験の結果、脳の言語領域が身振りと音声言語で共通して強く活性化されることがわかりました。このことは、言語の解釈においては語句の解読にのみではなく、身振りや音声についても同じ脳領域で意味を付与しているようです。この発見は進化における言語の開始を考える上で重要な研究結果であると思われます。
 
▼ダイエットに失敗する原因を科学的に解明

 ボストン大学の研究者らは脂肪と糖分を豊富に含む食品の断続的な摂取は薬物依存症と同じ脳内変化が誘発されることを発見しました。

 おいしいけれど健康に悪い食品を我慢する節制の時期とそれらを我慢できず我を忘れて反動的に過食してしまう時期が交互に繰り返される、肥満に関する慢性再発性の病気が知られています。後者の反動的な過食状態が病的に現れる場合は、食べなければならないという恐怖感に襲われていることが一般的で、そのような嫌悪な刺激の除去を目的として誘発される過食についてこれまであまり研究は進んでいませんでした。

 ラットを二つのグループに分け、片方のラットには、標準的なエサを5日間与えた後、糖分の多いおいしいエサを2日間与えるサイクルを繰り返しました。もう片方のグループには標準的なエサのみを与え続けました。どちらのグループに対しても食べるえさの量には制限をつけず、7週間飼育しました。

 その結果、おいしいものを時々与えられたラットは普通のエサを与えると食欲低下反応を示し、元々は食べていた普通のエサを拒絶し、不安症状を呈するようになりました。ここで糖分の多いエサを再び与えたところ、ラットは過食に走り、不安も消えました。糖分の多いエサを欲しているラットでは恐怖や不安に反応する脳の扁桃体が活性化しており、糖分の多いエサを与えるると正常値に戻ることもわかりました。つまり、おいしいものを我慢するダイエット中は脳の扁桃体が活性化状態にあることが発見され、この状態はアルコールや薬物の禁断症状と同じ現象でした。なお、ラットにおいてこの反応は不安を抑制する薬で解除することができましたので、可能性としてはダイエット中に不安を取り除く向精神薬を飲むとダイエットに成功する可能性がありますが・・・。


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Chapter 275 マイクロキメリズム

ヴォイニッチの科学書

2010/02/01 12:10

 私たちの体には臓器移植を行った経験があるなどの特殊な場合を除いては他人の細胞は混じっていないはずです。ところが、最近の研究で、ほとんどの人の体内に母親や子供の細胞が入り込んでいることがわかっています。どうやら、人間は子宮にいるときに、母親から流れ込んできた細胞を受け取ったり、逆に母親の側も、胎児からこぼれ落ちた細胞の一部を体内に取り込んだりしているらしいのです。このように体内に他の人の細胞が混じって存在している現象を「マイクロキメリズム」と呼びます。住み着いた細胞は、住み着かれた人に対して健康状態上良い影響と悪い影響の両方を与えます。

 悪い影響の代表は、病原菌などを攻撃するために備わる免疫系が誤って私たちの体を攻撃してしまう自己免疫疾患の原因となることです。たとえば、新生児ループス症候群と呼ばれる疾患があります。この病気は、母親の細胞が発育中の胎児に移動し、胎児の体内で不審な侵入者と認識されることによって起きる胎児の免疫反応が胎児自身にダメージを与えてしまう疾患です。心不全で死亡した新生児ループス症候群の男の子の心臓組織を調べたある研究では、母親から移動してきたと思われる細胞が心臓の一部となって存在していることがわかりました。つまり、母と子の二人の細胞によって1個の心臓が作られていたのです。そのため、母親由来の心臓細胞が免疫系による攻撃を受け心臓の機能が失われて死に至ったと考えられました。

 一方で、マイクロキメリズムが健康に役立っている例も報告されています。たとえば、胎児の臓器に細胞の異常が発生し、何らかの疾患が発症している場合、まるで、母親の細胞がそれを治療しようとしているかのように、低下した臓器の機能を代替している例なども見つかっています。実例としては、膵臓のインスリン生産細胞であるβ細胞が破壊される自己免疫疾患で、母親の細胞が胎児の膵臓でインスリン産生細胞となって機能を代替している例が確認されています。

 親子関係だけでなく、子宮内の双子における細胞のやりとりもすでに確認されています。双子として受精したものの、いつの間にか片方がいなくなる「消えた双子現象」において、消えた胎児の細胞が生き残った胎児の体内で生き続けているマイクロキメリズムが起きている可能性も指摘されています。

参考:日経サイエンス2008年5月号


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